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歯ぎしりや食いしばり、対処法は?

こんにちは!
歯科衛生士の田村です。

今回は歯ぎしり」「食いしばりについてです。
実は、私は今までに歯ぎしりや食いしばりを
していたことが無く、お客様のご相談や対処について
どうしたらいいか悩んでいました。

そこで、自分なりに調べてみたり
歯科医師の先生に相談し、対応していました。

 

ですが、ここ最近
私にも歯の食いしばりが…

気づくと上の歯と下の歯が合わさっているのです!

未だ、これといった明確な原因や治療法が
見つかっていない「歯ぎしり」「食いしばり」
これらについて、私なりにまとめてみます!

目次

「歯ぎしり」と「食いしばり」違いは?

まず、「歯ぎしり」はその名の通り
上の歯と下の歯をギリギリと擦り合わせることです。

寝ている間に無意識に行っていることが多く
ひどい人だと自分の歯ぎしりの音で目が覚めてしまうことも…

起きた時に顎が張っている感じ
頭痛がするなど
こういった症状が見受けられる方は注意が必要です。

 

 

次に、「食いしばり」です。
これは上の歯と下の歯を合わせグッと力が入ってしまうことです。

力仕事やスポーツをされる方に多く
また、運転中や家事など
なにか物事に集中している間に
無意識に食いしばっていることがあります。

力をグッと入れていなくても
当たっているだけで歯には負担になるので
「むし歯が無いのに歯が痛い…」などという
症状の原因にもなります。(外的刺激)

「歯ぎしり」「食いしばり」原因は?

原因は、コレ!という明確なものが未だ解明されていません。
悪癖・噛み合わせによる影響など様々ですが
両方に共通するものとしては、ストレスとなっています。

なので原因から解決していくとなると
歯科ではなく、精神内科になるのではないでしょうか。

ストレスは気づかないうちに溜まっているものです。
まずは、体調面から!
十分な睡眠と食事、適度な運動で
規則正しい生活を心掛けてみてください。

どうなってしまうの?

歯ぎしりや食いしばりをずっと続けると様々なところに影響が及びます。

歯ぎしりや食いしばりで力が加わっている時
体重のおよそ2倍の力がかかっていると言われています。

それだけの力が長時間かかっているとすると
歯は削れ、脆くなればヒビや亀裂が入り割れます。

そして
歯を支える骨(歯槽骨)はどんどん吸収されていきます。

これらは、むし歯や歯周病にも影響し
進行をも手助けをしてしまいます。

また、頭痛・肩こり・顎関節症…など全身への影響も。

 

原因を探るよりかは対処をして、それからの様子を見ながら
マウスピースナイトガードでの処置
咬合調整矯正への選択
という流れがほとんどではないでしょうか。

対処法 〜ナイトガードとマウスピース〜

歯ぎしり」「食いしばり」の対処方法です。

ナイトガードとマウスピースどちらを使うべきか。
これは歯科医院によって違いがでてくると思います。
それだけ医師の意見が分かれるからです。

どれも正しく、間違っていないので
ここでご自分が納得できるかが重要になります。

ナイトガードのイメージとしては
硬いプラスチックの樹脂からできているので
噛んだとき、歯は硬いものを不意に噛むと
ビックリして噛み込むことはできなくなります。

また、硬いと歯が当たっても
スルスルと滑ってくれるのでグッと噛み込むことができなくなるのです。

初めて使用する方は、慣れるのも少し大変かもしれません。

 

マウスピースは、厚さを選ぶことができますが
ゴムのような素材で出来ており
グッと噛んでもクッションのような役割を果たしてくれます。

こちらは初めての方でも慣れやすいかなと思います。

ですが、少し柔らかいので
グッと噛み込んだ時に更に強く噛み込んでしまい
顎に余計に負担をかけることになってしまう
と、いう説もあります。

 

どちらも、歯を守るためのものです。

私の意見としては、マウスピースで様子をみて
大丈夫そうなら継続。

すぐに穴が空いてしまったり
顎が疲れてしまうようだったり、穴が空いてしまうようであれば
ナイトガードか咬合調整に移行。

が、ベストなのでは!と思います。
(もちろん歯の状態や痛みなどがあれば、また対処法は変わっていきます。)

噛みあわせは歯だけでなく骨までも影響を及ぼすほどです。
よく相談し、納得した上での選択がオススメですす。

まとめ

歯が一日のうちに噛み合わせるのは
食事やお喋りも含めおよそ20分です。

この20分を超えてくると痛みとして症状がでてしまいます。
思っていたより、上の歯と下の歯は噛み合っていませんよね?

何もしていない状態の時は
歯と歯は離れているのが普通です。

僅かな隙間ですが、離れていないと
刺激となり、その積み重ねで痛みがでます。

逆に開けすぎても開口状態となり
奥歯が少しずつ頬に押されて出っ歯のような状態になってしまいます。

噛みあわせは顔貌まで変えてしまうのです。

歯ぎしりや食いしばりがあっても
自覚症状がでにくいので
気づかない人がほとんどです。

できるだけ「あ、今噛んでるな。」と思ったら
お口の中で歯と歯を離してあげてください。

僅かな隙間で十分です!

 

 

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