小学校のブラッシング指導に行ってきました!
こんにちは!
歯科衛生士の田村です。
先日、地域の小学校でブラッシング指導を行いました!
今回は小学一年生対象に行いました。
※ブラッシング指導での写真は、都合上載せられません。
「 歯 」について
まず、クラスのみんなが「 歯 」についてどれくらい知っているか。
自分の歯は何本あるのか。子供の歯なのか大人の歯なのか。
丁度、小学1年生くらいだと6才臼歯という大人の歯が生えてきます。
この歯は子供の歯の一番奥の歯の後ろから生えてくるので歯磨きがとっても難しい場所になります。
( この絵の真ん中の時期が一番ムズカシイ!!! )
でも、この6才臼歯は噛み合わせに重要な役割を果たしますし
食べるにしても運動をするにしても、本当に重要な歯。
そして歯のなかで最も力が強い歯なので
” 王様の歯 ” とも呼ばれています。
仕上げ磨きでも、この歯はしっかり磨いてほしいです。
歯磨きのポイント
奥歯だけでなく、前歯の磨き方
裏側や歯と歯茎の間のところ…
磨き残してほしくないところは沢山あります。
ハブラシの持ち方や毛先の向け方の練習をして
基本的な磨き方のお話をしました。
このときハブラシの状態を一緒に確認して
毛先が広がっている子には交換をすすめます!
染め出し
これは、きっとみなさん経験あると思います!
歯の染め出し。
ピンク色のお薬を塗って、磨き残しがどこにあるか分かりやすく染め出し
どの場所が磨き残しやすいか知ることができます。
塗ったら、ゆすいでもらい
ピンク色に染まった部分をチャートに記入してもらいます。
そのチャートはお家に持ち帰ってもらい
親御さんに見てもらい
仕上げ磨きの参考にしてもらいます。
まとめ
今回は小学1年生が対象だったので
「 歯 」というものが何なのか。
どんな役割をしていて、どうして大切なのか。
ここが伝わったらいいな、という思いで行いました。
仕上げ磨きは永久歯が生え揃う
12〜14才までしてあげられると理想ですが
現実は、思春期だったり生活リズムの変化で
なかなか難しいものです。
なので、まだ仕上げ磨きをさせてくれる
仕上げ磨きがしやすいこの時期に
歯の大切さや磨き方を本人に認識してもらい
「 自分の歯を自分で守る 」
ということが出来たらいいなと思います。
小学一年生、素直で元気で明るくて
とっても楽しくブラッシング指導ができました!
お声がけくださった先生、学校職員の先生
ありがとうございました!
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